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上野・秋葉原・渋谷・新宿・池袋 ゆうメンタルクリニック

上野・秋葉原・渋谷・新宿・池袋からすぐに到着できる心療内科・精神科、ゆうメンタルクリニックです。

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 自分の話のみで相手を説得しなければならないのだが、効果的に説得することができない。今回はこんなときに役立つ方法を紹介いたします。



 人は「だから○○すべきだ」と言われると、つい無条件で従ってしまうもの。ですので、もしあなたが相手を説得しているときに、相手が迷っていたり考えていたりするようなら、とにかく最後にハッキリと結論を告げること。中途半端な意見や暗示で終わってはいけません。大多数の人は自分の考えや能力に不安を持っており、他人に指導されることを望んでいるのです。



「車もあるし、楽しいと思うんだけど…。どう…?」

 で終わらず、

「だから、僕と遊びに行こうよ」。



「この案はオススメなのですが…。いかがでしょう…?」

 で止めないで、

「ですので、ぜひ取引をしていただきたいんです」。



 それが、もっとも強く相手の気持ちを導く言葉になるのです。あなた自身が迷っていては、相手の心は動きません。



 もしどうしてもその言葉がいえなければ、こうイメージしてみてください。まずはあなたの中に確実にあるその気持ちを、もう一度考えてみるのです。そして強く、強く、頭の中でその言葉を繰り返してください。

「好きだ…。好きだ…。好きだ…。好きだ…」

 そう繰り返しながら、頭の中で小さなムチを打ち鳴らすのです。ピシ。ピシッ。ピシッ! ビシィ! ビシィッ!! 少しずつその音を大きくして、最後に最大級の音とともに、たった一言だけ口に出せばいいんです。

「だから! 僕と遊びに行こうよ!」

「ですので! ぜひ取引をしていただきたいんです!」



 迷い、不安を抱えている相手はあなたの決めの言葉をもっとも望んでいるものです。徐々に「大」きくなる「女王」のムチで、相手の気持ちを動かしてくださいね。



これこそがスーパーメソッド「女王のムチ」!



大切なのは一つの誘いに色々な含みを持たせないこと。中途半端な持ち方では、気持ちもムチも重く感じるものです。

「好きだ」「誘いたい」「成功させたい」「気持ちを動かしたい。あなただけの想いを、もう一度強く硬く握りなおしてください。それだけで、その握り心地が不思議なほど軽くなるはずですから。



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今回は「あの人に声をかけたい」「デートに誘いたい!」と思っても、挑戦せずに逃げてしまうときの対処法をご紹介します。



 『M』というのは「ミドル」の略ではなく、「マゾ」の方。好きになった人に声をかけたい、誰かをデートに誘いたい、新しい企画を提出したいと思う場合は、とにかく「自分はMだ!」と考えるのです。

 そしてさらに、

「その行動の結果、軽蔑されたら快感だ…」

「バカにされたらキモチいい…」

「ヘンな目で見られた、ゾクゾクする…」

 そんな言葉を自分自身に投げかけるのです。

 そうすると、不思議と「気負い」が取れます。



 さらに、

「私はもう、失うものなんて何もない、ボロキレみたいな存在なんだ…。だからこそ、この行動だけは、やってやる…。この行動だけはやってやる…」

 と考えれば、とてもスムーズに行動することができます。



自分のことを『M』だとイメージし、『M』になりきった言葉を繰り返し、積極的に苦痛を楽しむ。そうすれば、こわばった気持ちがやわらいでくる。



これこそがスーパーメソッド「アイ・アム・エム」!



誰かに怒られたり、ストレスを感じたときも 同じように「自分はMだ」と思うといいでしょう。

「もっと、もっと、ののしってください…!」

「もっと踏んで、もっとイジメてください…!」

 そう思えば、確実にあなたのストレスは減ります。

「怒られている…。もっと怒ってください…。あぁ快感…」

 そう考えれば、気持ちがとても楽になるはず。

 何も考えずにただ怒られるより、よっぽど早く気持ちを切り替えられるはずですよ。




こんばんは、ユウです。



ミス続きで落ち込んでいる、自信をうまく回復したい。今回はそんなときに使える方法を紹介します。



 オーバーン大学のタッカー博士は、「ウェイトトレーニング」と「保健学」の授業を受けているそれぞれの男子学生に対して「自己イメージ」に関するテストを行ないました。

 半年後、ウェイトトレーニングを受けている学生は、保健学の学生よりもより高い自己イメージを持つようになったといいます。

 調査の結論は「体を鍛えると、自信も高く持てるようになる」。

これはどういうことなのでしょう。

 筋力トレーニングをしたことのある人なら分かるでしょうが、少し行なっただけでも適度な疲労感と心地よい充実感が湧いてくるのです。また、筋肉痛を感じたら感じたで一種の「限界を破った気持ち」を感じることができます。



とにかくちょっとした筋肉トレーニングをする! 腹筋でも腕立て伏せでもいい、体を鍛えることは気持ちを充実させることにつながる。



これこそがスーパーメソッド「ボディ・アンド・ソウル」!



「自信がない」「自分の力を信じられない。」

 そんな心配を抱えないで下さい。少しだけ、体を動かすだけでいいんです。大切なものは、いつでもあなたの腕やお腹の中に埋まっているんですよ。



 筋力トレーニング、腕立て伏せや腹筋をするときは「目の前に裸の美女・いい男がいる」とイメージすると、より効果があります。腕立て伏せなら 地面に寝転がっている相手。 腹筋なら、あなたの腰の上に座っている相手。

 腕立て伏せでも腹筋でも「キスする!」というイメージを持ちながら、行なってみてください。

 何も考えずに行なうより、よっぽど気持ちが高まるはずです。運動による自己イメージの充実と異性のイメージによる充実。これだけでダブルの効果があります。


こんばんは、ユウです。



ミス続きで落ち込んでいる、自信をうまく回復したい。今回はそんなときに使える方法を紹介します。



 オーバーン大学のタッカー博士は、「ウェイトトレーニング」と「保健学」の授業を受けているそれぞれの男子学生に対して「自己イメージ」に関するテストを行ないました。

 半年後、ウェイトトレーニングを受けている学生は、保健学の学生よりもより高い自己イメージを持つようになったといいます。

 調査の結論は「体を鍛えると、自信も高く持てるようになる」。

これはどういうことなのでしょう。

 筋力トレーニングをしたことのある人なら分かるでしょうが、少し行なっただけでも適度な疲労感と心地よい充実感が湧いてくるのです。また、筋肉痛を感じたら感じたで一種の「限界を破った気持ち」を感じることができます。



とにかくちょっとした筋肉トレーニングをする! 腹筋でも腕立て伏せでもいい、体を鍛えることは気持ちを充実させることにつながる。



これこそがスーパーメソッド「ボディ・アンド・ソウル」!



「自信がない」「自分の力を信じられない。」

 そんな心配を抱えないで下さい。少しだけ、体を動かすだけでいいんです。大切なものは、いつでもあなたの腕やお腹の中に埋まっているんですよ。



 筋力トレーニング、腕立て伏せや腹筋をするときは「目の前に裸の美女・いい男がいる」とイメージすると、より効果があります。腕立て伏せなら 地面に寝転がっている相手。 腹筋なら、あなたの腰の上に座っている相手。

 腕立て伏せでも腹筋でも「キスする!」というイメージを持ちながら、行なってみてください。

 何も考えずに行なうより、よっぽど気持ちが高まるはずです。運動による自己イメージの充実と異性のイメージによる充実。これだけでダブルの効果があります。




どうしても相手をデートや接待に誘いたい、セールスや勧誘をしたいのだが、いい方法が見つからないときの奥の手をご紹介します。



 有能なエステ・セールスのプロは、「エステしませんか?」などという野暮な勧誘の仕方はしません。

 「あなたは脚とウェスト、どちらの脂肪が気になりますか?」と、最初から二者択一で切り出します。すると、ほとんどの人がどちらかだと答えます。

そこで、プロはすかさずたたみかけます。ウェストが気になるという客には、「やっぱりね。水着になった時にも目立つし、ウェスト特別コースはどうでしょう」。

 こう誘えば、相手は断りにくくなってしまいます。

 エステもデートの誘いも、相手の答えに「だと思った!」「私も同じだ!」と同意を返すことが重要。人は自分と同じタイプの相手に好意を抱くものです。



まとめると、

誰かをデートに誘いたいとき、「今度の休日、デートしない?」というあいまいな誘い方では、成功の確率はほぼ半々。「休日は飲んで過ごすほう? カラオケで発散するほう?」と、まず二者択一を示す。相手はどちらかと答えざるを得ません。

 カラオケという答えが返ってきたら、「だと思った!」と同意し、「じゃあ、今度カラオケに行こう」と誘えば、次の展開はうまくいく! 



これこそが、スーパーメソッド「2枚のジョーカー」!

 2枚のトランプから選ばせることで、相手は自由があるように感じます。でも、それはどちらでも選んだが最後、あなたの望む結果になるのです。





 ビジネス場面で、相手を接待したいときにも使えます。

 あなた「突然ですが、部長は今週と来週では、どちらの方が時間が空いておりますでしょうか?」

 部長「いや、どっちかと言えば来週だが…」

 あなた「ですよね。それでは来週に一席もうけたいと思うのですが、よろしいでしょうか?」

 部長「あ、あぁ…」

 もちろん、いつでもこのようにトントン拍子話が進むとは限りませんが、ただ単に、「一席もうけたいのですが、いかがでしょうか?」と言うよりも、確実に成功率は高まるはずですよ。






今回は憧れの山田先輩を励ましてハートをつかみたいときのテクニックを紹介します。

もちろん、誰かを励ましたいときにはいつでも使えます。画面の前の山田さん、ごめんなさい。



 人から人への語りかけ・行動などすべてのコミュニケーションを 心理学では「ストローク」と呼びます。ストロークには「条件つき」「無条件」のものがあります。



「お金持ちだからあなたと結婚したのよ」等は「条件つきのストローク」。

「失敗したって関係ないじゃん…君は君なんだから」などは、「無条件のストローク」です。

 そして「無条件のストローク」の方が相手に対して強い癒しと安らぎを与えるといわれています。



 このことは「がんばって」「がんばりすぎないで」という言葉にも当てはまります。「がんばって」という言葉から「がんばらないと、あなたはダメなんだよ…」というイメージを無意識のうちに受けてしまう人もいるのではないでしょうか。またどうしても「がんばって」には、「外から声をかけられている」というイメージがあります。

 これに対して「がんばりすぎないで」は確実にプラスな気持ちを伝えることができます。さらに伝えられた人はリラックスして仕事にのぞむことができ、あなたという安らぎを確かに感じ、あなたに強い好意を抱いてくれるはずです。



ある程度親しく好きな相手に『がんばって』というくらいなら、『がんばりすぎないで』と言ったほうが数倍グッド。「あなたはいつもがんばっている」と相手の自尊心を満たすことができると同時に、「がんばらなくても、あなたには価値があるんだよ」という気持ちも伝えられる。



これこそがスーパーメソッド「ドント・ファイト・ベッド」!

「がんばってもがんばらなくても、あなたのことが大好き。」そんな柔らかな気持ちは、ベッドのように相手の心を包むもの。ぜひ、試してみてくださいね。





「がんばりすぎないで」と同じような言葉に「無理をしないでね」があります。ですが、実はこちらはあまりいい言葉ではありません。

 なぜなら、これは「あなたはいつも無理をしている」、そして「もう限界なんだから…」という言外のイメージを伝えてしまうからです。気をつけてくださいね。




寝付きが悪い日ってあると思いますが、プレッシャーを感じたりすると更に眠れなくなりますよね。今回は「どうしても、どうやっても、眠れなくて困ってしまうとき」に役立つ方法を紹介します。



 魔法使いが現れて「あなたの願いを、何でもひとつ、かなえてあげよう」と言ったら、何と答えますか? 「お金持ちになりたい」「永遠の美貌を手に入れたい」「ハーレムが欲しい」等々。このとき「眠れなくてつらい」「どうにかして眠りたい」という人でも、即座に「眠りたい!」と答える人はほとんどいないのではないでしょうか。



 そう、「眠りたい」という望みは、心の底から一番望んでいることではないのです。

 シンデレラは母や姉にいじめられて、辛い毎日を送っていましたが、魔法使いに「いじめられないようにして下さい」とは言わず「お城の舞踏会に行ってみたいの」と願いました。

 つまり 人の真の願いは、今の苦しみを遙かに越えたところにあるのです。だから眠れないときには、真の願いを、ひたすら心に念じるのです。そうすれば、気持ちは安らいで、気がつけばすでに朝ということに。



 「眠りたい」ということは、眠れないと仕事がうまくいかないのではなどと思い、それが続くと「夢が達成できない」と無意識のうちに連想されているから苦しいのです。真の願いで頭をいっぱいにすれば、夢に確実に近づき、「眠らなければ」という気持ちから、心は解放されるのです。



眠れないと思ったとき、今自分が一番望んでいることをひたすら願う。その夢が頭の中からあふれ出るくらい、そのことだけをひたすら願い続ける。



これこそがスーパーメソッド「シンデレラの願い」!



 「眠れない」ときだけではなく、苦しくなったら いつでも「シンデレラの願い」を。

 夢さえ叶えば、今の悩みなんて何の意味もないのです。

 直径10mくらいの大きな岩を想像してみて下さい。岩は木々を倒して、坂をドンドン転がっていきます。何があっても、海というゴールに向かって進み続け、決して止まりません。

 その岩はあなたの姿!毎日、その姿をイメージしてみてください。





「30万円も貢いだのに、フラれちゃった」

「3ヶ月も通いつめたのに、契約してもらえない」

お金や時間をかけたのに、結果に結びつかない という経験はおありでしょうか? 今回はそのような状況を乗り切る方法を紹介します。



 人間の心は、相手から向けられた好意の量と同じだけの気持ちを返すようにできています。これを「好意の返報性」と言います。しかし この好意の量は絶対的に測れるものではありません。

 貯金が100万円ある人が1万円のバッグをプレゼントしてくれた場合と、時給700円のバイトを何日もやって5000円のバッグをプレゼントしてくれた場合。どちらの方が嬉しいかといえば、普通は後者ですよね。これは、「お金のなさ」というハンディを埋めるだけの強い気持ちを表現してくれたと感じるからです。

 だから、もしあなたが商談のために「相手の会社を訪問」したり、もしくは「恋人の家に訪ねていく」のなら、「雨の日」の方がいいわけです。



普通なら、雨の日に出歩くのはイヤなもの。でも、その「マイナス」を押してまで訪ねいく。それは何より強いあなたの気持ちの表現。相手は普段以上に深い感銘を受け、より積極的にあなたに対して好意的に接してくれるはず。



これこそがスーパーメソッド「ラン・イン・ザ・レイン」!



 雨どころか、より状況が厳しくなるほど相手の好意も強まるはずです。「雷雨」「大雪」「台風」…困難を越えてまで見せた気持ちは、相手の心を強くつかみます。

 仕事がガンガンに忙しく、ほとんど時間が取れない、明日になれば仕事が一段落するという場合、あなたは今日と明日、どちらの日に電話すべきだと思いますか?

 答えは今日です。

「今日はまだ仕事がつまってて、またすぐに戻らなきゃいけないんだ。でもどうしても今、声が聞きたかったから」。忙しさを押してまでかけた5分の電話は、時間があるときの1時間の電話よりも嬉しかったりするものです。



 あなたの心の中の、どうしても今この瞬間にやっておきたいこと、絶対に伝えておきたい自分の気持ち…。それは 決して「忙しい」なんて言葉では消せないはずですから。




誰かとのコミュニケーションが、どうしてもうまくいかないと感じるときってありますよね。今回はそんなときに役立つ方法を紹介します。



 誰かに、何かをしてもらって当然。できなかったときは怒る。そんなことを繰り返していては、相手のやる気は少しずつ失われていきます。

 ほら、思い出してみてください。幼いころ、勉強やお手伝いをして誉められたときにとても嬉しかったのではないでしょうか。

 心理学的には、人間がもっとも幸せを感じるのは「相手のプラスの気持ちを表現してもらったとき」といわれています。言い換えれば、相手の「気持ちが見えた」ときにもっとも心を動かされるのです。

 あなたも、自分の抱いた嬉しい気持ちを伝えてあげてください。

「電話をくれて、とても嬉しかったです」

「君のおかげでプレゼンがうまくいって、すごく嬉しいよ!」

 うまく言葉にできなくても、決して恥じる必要はありません。

「何て言っていいか分からないけど…。良かったと思ってる」

 そんな言い方でも十分にあなたの感じている気持ちは伝わるものです。大切なのは、感じているプラスの気持ちを 湧き上がる泉の水のように 外に出してあげること。そうすれば、自然に人は集まってくるものですよ。



少しでも自分にとってプラスに感じることができたときは、とにかく素直に自分の気持ちを表現する! といってもむずかしく考える必要は全くなく、「嬉しい」「悲しい」という言葉を口にするだけでも関係は確実に変わっていく。



これこそがスーパーメソッド「泉の気持ち」!



 よく会社などで、「遅刻ばかりしていては社会人失格だよ!」と怒る人がいます。

 また恋人が電話をくれないときに、「つき合っているのに、電話くれないなんて、おかしくない!?」と責める女性もいます。

 こういう人たちは、自分の感情に自信がないから「社会人としておかしい」「つき合っているのに 恋人としておかしい」というように、「ルール」の面から怒っているのです。

 でも、これでは相手の心に響きません。

 大切なのは、何より自分の気持ちを認めること。

「僕が、遅刻されてショックだった」

「私が、メールがなくて寂しかった」。

 そんな気持ちを感じて、とにかく相手にそれを伝えてあげてください。そしてそのあとに相手が少しでも嬉しいことをしたら、とにかく「嬉しい!」と伝えてあげてください。

 それこそが、相手の気持ちをもっとも動かすことになるんですよ。





(前回からの続きです)



相手の心をぐぐっとつかむ方法とは!?



 さあ、残るはCとDです。



 Cはすぐさま「何なんですか!?」。そしてDは、「え……」で少し間をとってから「何なんですか?」と聞きます。一見、Cの方がテンポがいいのでより有効じゃないかと思ってしまいます。ところが実際は、Cは再指名率50%ほどなのに対して Dは90%以上なのです。



 なぜCは低いのでしょうか? それは 相手に会話の主導権を預けてしまっているからです。テニスで例えるなら 相手の球をそのままボレーで打ち返しているだけです。いくらテンポが良くても、相手にしてみれば変化が足りません。最初は楽しくても、何度もあなたと会話しようとは思わなくなってしまいます。



 でもその点Dは 間を取ってテンポをコントロールすることで、あなたが会話の主導権を握ることができます。「え……」と言ってから少し時間をとることによって、相手はあなたの返答を待つことになります。その間、相手はあなたのリアクションの一つ一つに期待を高めるわけです。テニスで言うなら、次にロブが来るのか スマッシュが来るのか、それもいつ返ってくるのか分からない状態。

 「今の俺の話、どう思っただろう?」 「どう感じたんだろう?」 「何て言われるんだろう?」。そう思わせることで 次のあなたの発言が何倍もの威力を持って相手の心に届きます。そしてその期待とドキドキを繰り返すことで、相手は無意識のうちに「こんなに気にしてしまうのは、この人に好意があるからだ」と思うようになっていくのです。



 これこそが、スーパーメソッド「秒の針」!

 たった1秒でもいいのです。返答を遅くするだけで、確実に相手の心のツボに針を刺して、射止めることでできるんですよ。



 今回は、みさなんに「新人のキャバクラのお姉さん」になってもらいたいと思います。真のエリートビジネスマンには仕事でもプライベートでも相手の心をつかむ能力が必須です。キャバクラのお姉さんがお客さまの心をつかむテクニックを通して 会話の技術を磨いていきましょう。





 今、キャバクラ嬢のあなたは本日が初のご来店のお客さまと会話をしています。その人が、楽しそうにこう言いました。

「ワシなぁ、実は今朝、電車の中でスゴイもの見たんだよ」

 こんな時、あなたはどう答えますか?



 A「へえ~……」

 B「スゴイもの!?」

 C「(すぐに)何なんですか!?」

 D「え……。(間をおいて)何なんですか?」



 果たしてあなたは 今後もお客さまに指名してもらうことができるのでしょうか!?





 まず、A「へえ~……」を選んだ人。これは今後の指名率5%。本気でこんな選択肢を選んだなら、一生ヒラ社員決定です。少なくとも相手は、「興味あるだろう? な、な?」という意図で聞いています。でも その答えでは全く相手の気持ちに応えていません。それでは相手の心も冷めてしまいます。



 次に、B「スゴイもの!?」の人。この場合、今後の指名率は60%。単なるオウム返しですが、これは心理学で言う「ミラー効果」になっています。ミラー効果とは、相手の言葉・動作をそのまま繰り返すことで 相手に「一体化している」、「気持ちが通じ合っている」と感じさせるテクニックのことです。

 新人さんで、会話のノウハウなどが何も分からないキャバクラ嬢は、とにかくこのミラー効果を行いなさい、と指導されるそうです。「競馬したんだ」なら、「へえ、競馬?」。

「でも、スッちゃってね」なら、「スッちゃったんだ……」。相手が足をくずしたら、自分も少し足をくずす。という具合です。



 これは心理学的にも有効であると言われていますが、やはり新人さん向けの受身的なテクニックの域を出ていません。あなたが本気でビジネスマンにおいての指名ナンバー1を目指すなら、それ以上の技術が必要です。



次回、CとDの分析を通して、相手の心を更にぐぐっとつかむ技術を紹介いたします。



次回予告:タイミングこそが心をつかむ鍵!?





こんばんは、ゆうです。



 最近いっこく堂さんをテレビで見かけなくなったけど、どうしていらっしゃるのでしょうか。自分には関係ないよ、と思われた方、実は私たちも普段無意識に腹話術をしているのです。



 たとえば、ダイエット中の女性。彼女の前に、おいしそうなケーキが目に入った。そして、つい誘惑にかられてそれを食べてしまった。彼女は、食べた後にこう思うだろう。

「だって、ケーキが食べてって言ってたんだもん」



このように自分の気持ちが、他から発されてるように思うことを、心理学用語で「投影」といいます。



 でも、実際にケーキがそんな言葉や気持ちを持つはずはありません。心の中の仕組みはこういうことです。

 ケーキを見て、「食べたい!食べたい!食べた~い!!」という強い気持ちが働いた。でも、その通りに食べたら、ダイエットしたいという決意に負けたことになる。そのため せめてもの救いとして「ケーキが語っている」かのようにイメージしてしまったのです。「自分のせいじゃない」と無意識の内に思ってしまうのですね。つまり、「逃げの気持ちの正当化」なのです。



もちろん、それがダメだとは言いいません。でも、毎回毎回そういう気持ちではチャンスがどんどん逃げていってしまいます。



このケーキの話は非常に典型的な例です。でも、あなたにもあるのではないでしょうか?



たとえば、憧れの人がいるとします。でもその人には、実は恋人がいた。そのときにあなたはこう思う。「恋人がいるのか…、じゃあ無理だな」。そう、あたかも「恋人がいる」という事実が「無理だよ~」と自分に語りかけているように感じてしまうのではないでしょうか。



 当然ですが、物や事実は何も語っていません。語りかけてくるように感じるのは、ただの幻影です。あなたの「あきらめちゃったら楽だなぁ…」という弱い心が投影されてるだけなのです。それこそが、「無意識の腹話術」です。



 誰でも 本当は 憧れの人と付き合いたいなどの気持ちがあります。それを無意識の腹話術に騙されてばかりでは、○○したいという気持ちは達成できません。無意識の腹話術をうまくかわして、本当の自分の気持ちを大切にしてくださいね。





身体像境界は、服装によって大きく左右されます。それでは、服装にお金をかけることなく、強固な身体像境界を持つためには、どうすればいいのでしょうか?





実はその方法は、とってもカンタンです。

自分の周りに、「目に見えないヨロイ」を着ればいいのです。まず、あなたの周りを、厚さ10センチくらいの層が覆っているのをイメージしてください。もちろん、実際に明確なイメージを持てなくても構いません。「10センチの層があるんだ」と、言葉で考えるだけでも大丈夫です。



人が不安を感じるのは「何が起こるのか分からないから」です。



 しかし、今イメージした、あなたの周囲10センチの層の中では、すべてがあなたの考える通りに進んでいくのです。「手を動かそう」と思えば動かせますし、「息を吸おう」と思えばすぐに吸えます。言い換えるなら、その中は、あなたにとって予想外のことが起こらない『確実な空間』なのです。その中では、不安に感じることは一つも存在しません。



 イメージしやすくするには、こんな方法がいいでしょう。まず「手を動かそう!」と考えて、実際に手を動かします。確実に自分の意志の通りに動くことを実感したら、あとはその手を目の前で動かしましょう。その手が通った場所は、あなたの思いのままの空間です。

 そこまでイメージできたら、あとはそれを少しずつ大きくしていきましょう。最終的に「前へならえ」のように手を伸ばした範囲にまで広がっている、と想像してみるのです。


コスプレで自信回復!? (後編)

 この距離は、心理学的に「愛情距離」と呼ばれます。肉親や恋人など、あなたにとって非常に近い人しか入ってこれない距離なのです。言い換えるなら、満員電車などの特殊な場合を除いて、普段の生活で「あなたの意に添わない人がその中に入ってくることはありえない」のです。



 まとめると、

あなたが手を振りかざすことで作られる範囲は、何かの行動を起こしたいと思ったら必ずすぐに実行できる上に、あなたの意に添わない人は絶対に入ってこれない空間。言い換えればその中は、不確定なものが何一つとしてない、あなたの意志に忠実に従ってくれる空間なのです。そしてそれは、今のあなたに明確にできた「身体像境界」なのです。



これこそがスーパーメソッド「エアーズ・ロック」!

空気によって作られた、あなたを外界からロックして守ってくれる、岩のように固い衣服。



漠然とした不安に襲われたとき、一度でいいので試してみてくださいね。






どんな人でも、不安を感じたり寂しくなったりするときがあります。今回は、そんな気持ちを一瞬で回復させる方法を紹介します。



 みなさんは、「身体像」という言葉をご存じですか? 簡単に言うと「自分の体についてのイメージ」のこと。そしてこの身体像の境界を「身体像境界」と言います。言い換えると 身体像境界はその人がまとうヨロイのようなもの。すなわち「身体像境界」が大きく、はっきりしている人ほど、自分に自信を持つことができ、周りの人に対して余裕を持って接することができるのです。逆に「身体像境界」が小さくて弱々しいイメージの人は自分に自信がなく、他人と接するときに常に不安を抱えてしまうわけです。



 そして 身体像境界は、その人の着る「衣服」によって大きく左右されるといいます。実際に戦争において捕虜を尋問するときには、相手の服を剥ぎ取ることによって逆らう気持ちを奪うという手段があります。自信は身体像境界によって左右され、その身体像境界は衣服によって大きく変わってくるのですね。



 こんな実験もあります。被験者に「囚人」と「看守」のコスチュームを着せて、実際にその役をやらせてみました。すると 「実験」だと分かっているのに、囚人役はより囚人らしく、看守役は本当に看守のように振舞い始めました。そして最後には、看守は囚人に対して本気でバカにする言葉を言っていたそうです。

 これも、囚人役はコスチュームによって身体像境界が小さく、看守役は大きくなっていることによる結果だと言えるでしょう。



 あなたがもし「警察官の制服」を着て街を歩いたらどう感じるでしょう? ブランドものの30万円ほどのスーツを着ていたら? ほとんどの方は気持ちが大きくなった気がするのではないでしょうか。



 ですから「不安になったときは高級な服を着てみよう」というのが、今までの心理学での定説だったわけです。ですが、実際に身体像境界が大きくなるような服装というものはそうカンタンに着ることはできません。



 ところが「まったくお金をかけずに、自分の身体像境界を強く大きくさせて、あなたの気持ちを自信にあふれさせる方法がある」んです!



次回予告:お金をかけずに、自信をあふれさせる方法とは!?




今回は『ニュースと信憑性』にまつわるお話を紹介します。



新聞から週刊誌からスポーツ誌から口コミまでニュースは様々なメディアで伝わります。

大手の新聞なら割合信憑性があるけれど、「容疑者ついに逮捕」の後に「…か?」と小さく書いてあるようなスポーツ新聞に載っている記事の信憑性低いかもしれません。



ですが、実はどんな情報も時間と共に「信憑性」が変わってくるのです。



これを心理学用語で、「スリーパー効果」といいます。人はある情報を得ると 時間が経つにつれて情報の「内容」のみが記憶に残って、情報にまつわるその他の記憶は薄れてしまう現象のことを言います。



実は、ホストが次々とモテる理由もここにあります。彼らはほぼ例外なく「あなたのことが好きです」「キレイですね」という誉め言葉を連発します。すると言われた女性は「こんな軽そうな人に言われたって…」「どうせみんなに言ってるんでしょ?」と考えます。

ところが、時間が経つとその「信憑性の低さ」は消えていきます。余分な情報は薄れていき、残るのは「好きです」「キレイ」という内容のみなのです。それは確実に言われた人にとって純粋な喜びとなります。



もちろん言われるたびに「あ、この人に言われたんだ」という記憶を思い出すけれど、一度頭に浸透した言葉はカンタンには消えません。「この人に言われたから、やっぱり信用できない」ではなく、「ああ、このキモチいい情報を言ってくれたのは、この人だったんだ」と(都合よく?)考えてくれるのです。



とにかく誉めまくれ! これはホストが伝統的に教わるテクニックです。彼らは考えナシにそうしているわけではなく、本能的に「スリーパー効果」を知っていたのですね。

もちろん「本職のホストみたいにやたらめったら誉めなさい」と薦めているワケではありません。



まとめると、

誉めるのを恐れる必要はありません。どんなに不器用でも、未熟でも、たとえうまく言葉にできなくてもいいから、感じたプラスの気持ちは、必ず相手に伝えること。

これこそが、スーパーメソッド「ダイヤの原石」!



どんな言葉や感情も、相手の中に入れさえすれば、時間と共に少しずつ余分な周囲が溶けて、中身のダイヤが現れる。そして 相手の心の中で輝き続けるのです。



悩みという大腸菌に対しての乳酸とは?

それが、笑うということ!

笑うだけで気持ちが軽くなり、心の中で「喜び」という乳酸菌が増えるのです。



 こういう実験があります。ある人に、催眠で「あなたは泣いてしまう。そして、催眠をかけられたことは忘れてしまう」と暗示をかけました。そしてその人が目を覚ますと、催眠のせいで泣いてしまいます…。その時に「なぜ泣いているの?」と聞いたところ、「一人で寂しいから」とか「人生が悲しくなったから」とか自分で後から考えた理由を言っったのです。



 被験者は、「催眠」で「泣いた」だけで、悲しいという気持ちは存在していなかった。「悲しいから泣く」のもあるけど、それ以上に「泣くから悲しい」。それが証明された実験なのです。難しい言い方をすれば、「表情」は「感情」に対して強制力がある ということ。



すなわち逆に、笑えば気分も楽しくなる!! つらかろうが苦しかろうが、とにかく表情は笑顔にする!それで心の乳酸菌は増える!! 悩みに苦しむ気持ちが、確実に楽になる!!



そして、「毎日一本、ヤクルト」と同じように、笑顔も続けなきゃいけない!



そのためには、「体に目印をつける」こと。代表的なのは指輪です。そして いつもつけないような指に付けると効果的です。付けているのに気付くごとに、「必ず笑顔」!



これこそが、スーパーメソッド「スマイ・リング」!



目印は指輪でも何でもかまいません。マニキュアを特別な色にしてもいいですし、マジックで印を付けるのでもいいです。自分の体に何かの目印をつけて、「ふと、それに気がつくたびに、笑う」。それだけで、幸せが訪れます。



「指輪を見ても、どうしても笑えないときは、どうしたらいいですか?」というあなた。

まず、口をあけます。そして、口を横に開き、最後に、口の外側を上げれば…ほら、笑った!



そう。一気に笑うのがつらいときは、少しずつ。まずは、口を少し開くだけでもいいんです。それだけで、無表情とは雲泥の差ですよ。



みなさんも笑顔で、悩みとうまくおつきあいしてくださいね。




 さてさて、今回は悩みについてのお話です。生きている限りは悩みはつきないもの。

 みなさんは「悩みは解決しなきゃいけない」と思っていませんか? 悩みはいけないものだから、早く消し去らなきゃ!という気持ちです。ですが、実はこの考え方は間違っているんです。



 腸の中には、良い菌と悪い菌の2種類がいます。悪いヤツの代表が大腸菌で、いいヤツの代表が乳酸菌やビフィズス菌です。これらは全体としてバランスがとれた状態で腸の中に存在しています。大腸菌が増えれば乳酸菌が減り、乳酸菌が増えれば大腸菌が減り…という感じです。



じゃあ、全部を乳酸菌にすれば問題解決!! と思いませんか?



 ところが、それは間違いなのです。大腸菌は繁殖力が強いため、その存在によって普段は危険な菌の発生を邪魔しています。だから、大腸菌が消えると危険な菌が爆発的に繁殖してしまうのです。残念ながら、乳酸菌とかにそれらを退治する力はほとんどありません。

すなわち、大腸菌がいなければ、非常に危険なのです。



 つまり、悩みがある時は、それが「大腸菌」か「危険な菌」かを見極める必要があるのです。「危険な菌」というのはもちろん「命が危険な悩み」。「あまりにつらくて自殺したい!」とか、「胸に激痛が走る!」とか。そんなときは迷わずカウンセラーや医者を受診してくださいね。



 でも 我々の抱えてる悩みの多くは「大腸菌」だと思います。確かに、つらいときもあるけれど、命が危険ってことはあまりないですよね。



 大腸菌を根絶しちゃいけないのと同じように、そういう悩みを「完全に解決する必要はありません」。もし完全に消してしまうと…その状態は、かなり危険です。本当に危機的な状況や、恐ろしい危険思想などへの抵抗力が0になってしまうのです。



悩みはいけないものだ…早く解決して、開放されなきゃ、と考えてはいけないんですね。



 ただ、もちろん大腸菌だって増えすぎると、下痢や腹痛が起こってしまいます。そういうときはどうしていますか? 乳酸菌やビフィズス菌などの、良い菌を増やすんですよね。



それでは、悩みという大腸菌に対しての乳酸菌とは何なのでしょうか?



次回予告:悩みをなくすのではない、解決法を紹介します。




最初のデートで相手の気を引きたい、相手に心を開いて欲しいと思うときってありますよね。今回はそのような場合に使えるテクニックを紹介します。



 自分をアピールしようとするとき、自慢話ばかりの人がいますが、これは大きなミス。そんなことでは、いつまでたっても相手は心開いてくれないどころか、かえって心は離れてしまいます。では どうすればいいのでしょうか。



 まず自分の過去の失敗談を面白おかしく話します。失敗したことのない人はいません。相手は自分と同じところを見つけて、安心して共感することが出来るのです。

 次は自分の悩みを相談します。苦しんだことのない人もいないので、「この人も自分と同じなんだ」という安心感を持ってもらえますが、このときに、相手の心に入り込むのには、キーワードを忘れてはなりません。 

 その言葉とは「キミにだから言うんだけれど」。こう言えば、どんなにややこしい相談でも 相手の心にすんなりと溶け込んでいくことが出来るのです。



 成功した画家は、ほとんどが「暗いテーマの絵」を描いています。でも、その絵から伝わるイメージは、決して暗いだけではありません。自分の「過去の失敗」や「悩み」を、『絵』として完成させて、あらゆる人に表現して伝えていこうとするところから、彼らの全てが始まったのです。



 このメソッドの中で、重要な「キミ(あなた)だから言うんだけど」という言葉は、デートに誘うときにも大きな威力を発揮します。

 ある実験で、デートにOKする際、「普通ならこんなにカンタンに誘いに乗らないけど、あなただからOKします」と言いながら承諾すると、普通にOKしたときに比べて、男性のほとんどが大きな好意を示したといいます。つまり「あなただけ」は最強の口説き文句なのです。



今回の話をまとめると、

まず自分の弱い部分を相手の前にさらけだす。そして「キミにだけ」というキーワードをつけて、自分の悩みを相談する。



これこそがスーパーメソッド「ハート・ギャラリー」!

あなたも心の絵を見せてあげてください。1枚でも2枚でもいいのですから。






今回は続きなので、前回の分からお読みくださいね。



 それでは、それぞれの選択肢を見てみましょう。

 問題外なのはE.「うげ、最悪」。男性にとっては全人格を否定されているのも一緒です。

 でも、実は他の選択肢もほとんどこれと同レベルなショックを与えるのです。



 例えばC.「自分でできると思うなら、やってみて。失敗しないと言える?」。

男性は女性との会話を、特に「悪意的に」取りやすいのでこのように感じてしまいます。



「自分でできると思うなら、やってみて」

 →「できるもんならやってみなさいよ。できないとは思うけどね」



「失敗しないと言える?」

 →「失敗するに決まってるけど」



 そしてこれは、他の選択肢も同じです。

 『自分の考えを否定されている』という事実が、言葉を強制変換してしまうのです。



B.「うーん、確かにあなたは実力はあるけど、失敗する可能性だってあるし……」

 →「実力があるとは言っても成功できるほどじゃないのよね」



A.「ねえ、冷静に考えて。それはちょっと、難しいんじゃない?」

 →「いつも冷静に考えられないのよね。かなり難しいことが分からないの?」



 特に女性が「論理的に話している」と感じている時ほど、相手に対するショックは大きくなります。なぜなら「論理的に追い詰めている」ことになるからです。



 すなわち、この中でもっとも正解に近いのは、

D.「あなたがやりたいのなら、やってもいいと思う。でももう少しゆったりと考えてみるのも、ありだと思うよ」



 もしあなたが男性の気持ちを思うように導きたいと思うなら、まずは 優しく包み込んで、敵意はないことをハッキリと示してあげてください。それさえできれば、相手は次のあなたのセリフを心の底から聞くようになるはずです。



 これは、ビジネスで上司や同僚に意見する場合でも同じです。

 まず相手のことを無条件で満たしてあげて、その後にやんわりと他の選択肢を示してあげるのです。もちろん示されるのは、あなたがもっとも望んでいる選択肢です。実はこの提言こそが、一番効果的に相手に届くのです。

 これこそがスーパーメソッド「絹のトランポリン」!



 誰かを説得するのは、ボールを飛ばすのと同じです。思い通りの方向に飛ばしたかったら、まずは絹のように滑らかなトランポリンで優しく包み込むことが必要なのです。そして包んでしまえば、あとは思いのままですよ。





こんにちは、ユウです。



 周囲に対して、好感が持てる人、感じの良い人と印象づけたいと思うときってありますよね。仕事でも何かの集まりでもそういう場面はよくあると思います。今回はそのような場面で役立つ方法を紹介します。





 「マズローの5段階欲求説」によれば、人の欲求には、1「生理的欲求」、2「安全の欲求」、3「親和の欲求」、4「自我の欲求」そして5「自己実現の欲求」があり、1番目から順番に満たされていくといいます。

 もしもあなたが周囲の人たちに好感を持ってほしいと思っているのなら、その人たちの3番目の欲求「親和の欲求」を満たしてあげればいいのです。

 一般的に挨拶は「関係が下」の人が先にすることになっているので、相手は先に挨拶されると、暗に自分のほうが「関係が上」というイメージを受け、4「自我の欲求」も満たされます。それによって、あなたの好感度は間違いなく上がり、周囲から感じの良い人と思われるようになるのです。

 具体的な方法は常に自分から先に笑顔で挨拶することです。

 挨拶の言葉で一番理想的なのは丁寧な言い方をする「おはようございます!」。ただし1日中使うことができないので、無理に使う必要はありませんが、昼の12時前であれば、「おはようございます」と言うのがいいでしょう。



まとめると、

ちょっとでも顔見知りの人にあったら、必ず「自分から先に笑顔で挨拶すること」。相手が部下だろうが、同僚だろうが、誰だろうが、自分から挨拶する。そうすればあなたの好感度は間違いなく上がります。

これこそが、スーパーメソッド「ファースト・ショット」!



 このメソッドは好きな人に対しても用いたいものです。

 男性でも女性でも、相手がいつもつまらなそうな顔をしているよりも、会うたびに「おはよー!」って微笑んでくれるほうが、明らかに気分がいいもの。

 そうやって、相手の気分を良くすれば、結局良い形で自分に戻ってきます。

 さらに一歩進んで、キライな人にもこの「ファースト・ショット」ができるようになったとき、あなたは自分の中で何かが変わったことに気が付くはずです。その変化は大きいに違いありません。

こんばんは、ユウです。



恋人が遅刻したり、同僚が意に添わないことを言うと、目の前の相手に対してついイライラしてしまいますよね。今回はそのようなときの対処法を紹介します。



 ユングの提唱した「ペルソナ」という概念があります。とても簡単に言えば、外に向ける「仮面」のこと。ほら、あなた自身も、毎日いろいろなペルソナを付け替えているのではないでしょうか。

「サラリーマンとしてのペルソナ」

「お父さんとしてのペルソナ」

「夫としてのペルソナ」などなど…。

 でも、それだけではいつかあなたの気持ちが疲れてしまうこともあるでしょう。それは、そのペルソナに「無理」が生じているのです。

 例えば恋人に遅刻ばかりされているときには「恋人」としてのペルソナだけでは、耐えられなくなることもあるはず。そんなときについ怒ってしまい、さらに関係を悪化させてしまったこともあるのではないでしょうか。こんなときこそ、「ホスト」や「ホステス」のような 新しい「ペルソナ」を作るとそれだけで気持ちが楽になって 相手のことを優しく包むことができるはずですよ。



まとめると、自分のことを「ホスト」や「ホステス」のようなプロだと思うこと。そして例えば遅刻されたとき、「自分は相手をお客にするために頑張っているんだ」と考えれば、不思議と腹は立ちません。

これがスーパーメソッド『ペルソナ・ペインティング』!



 この方法はさらに応用することもできます。

 ただ単なる雑用的な筆記仕事を押しつけられたときは、「プロのライター」だ。お茶くみを命じられてハラが立ったときは、「私はプロのウェイターだ」…。

 そう思うだけで、確実に気持ちが楽になるはずです。

 さらにベッドでは、「自分はプロだ」とイメージするだけでも、驚くほど行為がうまく行くはずです。

 疲れたとき、怒りたくなったときに、その気持ちをそのまま相手にぶつけたからといって、関係が良くなるとは限りません。「職業」になりきることで関係を良くすれば、新しく見えてくるものだってあるはずですよ。

「勉強したのに受験に失敗した」「勇気を出してデートに誘ったのに断られた」など人生では不幸に見舞われることが多々あります。今回は、そのような悲しいことがあったときの対処法を紹介します。



 誰かに怒られる、突然の不幸にあう等、急激なストレスを受けたとき、そのまま放置していると、心には矛盾が生じます。そして「こんな目に合うようなことはしていない」「でも実際に不幸にあった」などの心の矛盾を解消しようとして、「私は価値のない人間なんだ。だから不幸に合って当然なんだ」などと考えてしまいがちです。

 そんな風に考えないためには、悲しいことがあったときは、その後すぐに必ず「楽しいことをやる」と決めておくのです。 パーッと飲んでもいい、自分の部屋でゆったり休むのもいい。エステに行っても、おいしいケーキを食べてもいい。何しろ受けた不幸を受けっぱなしにしていては絶対にダメなのです。

 これは「慰め」ではありませんし、ヤケ酒やヤケ食いとも全く違います。積極的に自分に楽しい「ご褒美」をあげることです。 夜空は続かない、いつでも太陽は昇ります。だから悲しみという月には、どんな小さな太陽でもいいから、必ずセットでくっつけることを忘れないように。それだけで、毎日の生活がイキイキと変わってきますよ!



何か悲しいことがあったときは、必ずその後に「楽しいことをやる」と決めておく。

これこそがスーパーメソッド『サン・アンド・ムーン』!


ホストに学ぶ交渉術 (前編)




 ビジネスにおける「交渉」と恋愛における「口説き」は似ています。 その共通点とは、相手を説得し、自分や自分の商品を「好きにさせる」ことです。

今回は、ビジネスに必須とも言える「最高の交渉術」を口説きのプロであるホストのテクニックから学んでみたいと思います。



 次々と女性を口説き落とすホスト。皆さんは、彼らがどういうテクニックを使っていると思いますか?

 「色々なお世辞やウソを並べ立てる?」

 「片っ端から喋って口説き落とす?.」



 いえいえ、そんなことはしていません。実は、一流のホストほど「ウソはつかない」ものなのです。





 ウソは、無意識のうちに表面に出てきてしまいます。

 例えば女性には、ウソをついているときに相手の顔をじーっと見つめる傾向があり、逆に男性は目をそらす傾向があります。また、人は表情からバレるのを恐れて無意識のうちに自分の口や鼻などを触ってしまいます。他にも「姿勢を頻繁に変える」、「早口になる」などなど…、数限りないほどにウソの証拠は現れてしまいます。



 他にも次のような実験があります。被験者を二つのグループに分けて、片方には「ウソをつくように」、もう片方には「本当のことを言うように」と指示します。 そうすると、ウソをつくように言われたグループは、本当のことを言うように言われたグループよりも、総じて相手に対して距離を広くとっていました。ウソによる後ろめたさから、無意識のうちに体が逃げてしまったと考えられています。



 さあ、これらの事実から あなたはどんな結論を出しますか?



 「そうなんだ! これで相手がウソをついてもわかる! そして、逆にこのことに気をつけさえすれば、こっちはバレないようなウソを付き放題!」



本当にそうでしょうか???



次回予告:ウソをつくより良い方法って!?



こんにちは、ユウです。

季節は秋のはずなのに、部屋の温度がが33℃を通り越しているのはどういうことなんでしょうか。汗と格闘しながらパソコンに向かっています。



前回の続き



もちろん 「どんな理由でも」OKというわけではありません。

「ノストラダムスの予言が外れたから デートに行こう」

「今日の昼はカツ丼だったから 契約してください」

のように、あまりに本題から外れた理由では、やはり「何でそれが関係するの?」と突っ込まれてしまう可能性が高いでしょう。



また、

「すっごくエッチしたいからデートしたいな」

「俺が出世したいので契約してほしいんです」

という、欲求一直線な理由も、あまり望ましくないですよね。



よってもっとも簡単かつ理想的な理由は「その誘いの内容に関連した、ちょっとしたプラスの内容」です。



「食事をする」なら、

「一緒に話をしたいから、食事に行ってください」

「キレイな店を見つけたから、食べに行こうよ」。



「契約をしたい」なら、

「双方の利益になると思いますから、契約してください」

「今がチャンスだと考えますから、やってみましょうよ」。



プラスのキーワードは、それだけで相手の気持ちを暖かくし、相手の警戒心を和らげる働きがあるので、「カチッサー効果」をさらに強めることになります。





ですので今回の話をまとめるなら、

「誘いの言葉の前には、必ず『○○だから』、『○○なので』といった、簡単な理由を添えること! そしてその理由は、なるべく誘いの内容に関連した、ちょっとしたプラスの言葉がベスト!」

これこそがスーパーメソッド『誘いの前菜』!

誘いの前に、美味しく簡単な前菜を出してあげること。それによって、相手は自然にメインディッシュが食べたくなるものです。



「僕と食事に行ってください!」

「うちと契約してください!」

そんな熱い気持ちはとっても大切です。でもそれをそのまま相手に向けるのではなく、その前に必ず「理由」という小さな水をあげること。相手に与えたプラスの気持ちはきっとあなた自身に帰ってくるのですから。

「僕と食事に行きませんか?」

 「うちの商品を入れていただきたいのですけど……」

 デートの誘いや契約の持ちかけ。最初の行動は、どんなときでも緊張してしまいます。



 実は、この成功率を確実に30%はアップさせる、魔法のようなテクニックが存在するのです。今回は、そんなテクニックを紹介したいと思います。



 心理学者ランガーによって、こんな実験が行われたことがありました。

 コピーを取っている人に近づいて、以下のA~Cの言葉をかけながら、先にコピーをさせてくれるように頼んだのです。

A「先にコピーを取らせてくれませんか?」と、普通に頼む。

B「急いでいるので、先にコピーを取らせてくれませんか?」と、理由を言いながら頼む。

C「コピーを取らなければいけないので、先にコピーを取らせてくれませんか?」 と、全然理由になってない理由を言いながら頼む。





 ……するとその結果、承諾率は、Aが60%で、Bが94%でした。ここまでは納得できるはずです。



 でも、ここからがこの実験の面白いところです。

 なんと、Cの承諾率は「93%」で、ほとんどBの場合と変わらなかったのです!「コピーを取らなければいけないので、先にコピーを取らせてくれませんか?」に対して、「いや、理由になってないからダメ」と突っ込めた人はなんと7%ほどしかおらず、大多数の人は「え、え…。なんかよく分からないけど、理由があるみたいだからイイかな…」と判断してしまったわけです。

 このように人間は、「○○なので……」、「○○だから……」と、理由を言われると、つい内容とは関係なく「正当な頼みごと」と感じてしまい、ついOKをしてしまう傾向があります。 これを「カチッサー効果」と言います。



 「とにかく理由があるらしいから」、「頼みを聞いてあげなければ」と判断してしまうわけですね。



では、どんな理由がより効果を発揮するのでしょうか?



次回予告:カチッサー効果を更にアップさせる理由とは?

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